このブログは解決編のネタバレを含みません

『夢喰い探偵』は非常によくできたミステリー漫画であり、探偵の推理とそれを構成する証拠が一対一対応するようになっています。また、問題編と解決編*1が明確に分けられていることから一話を分割して説明していくことが可能であり、非常に語りやすい作品であるとも言えそうです。そのため、本当は語りたいことがたくさんあって、「この推理の根拠はあの人物のあの時の言動が云々」というような話をしたいのですが、それは完全にネタバレになってしまいますのでやらない方がいいでしょう。

とはいえ、『夢喰い探偵』を紹介するにあたり、事件の概要や登場人物をある程度詳しく説明する場合があります。また、各エピソードの特徴を考えるにあたりそれがどういう事件であったのかを解決編から振り返って問題編に言及するようなこともあろうかと思います。しかし、そういった場合であっても、できる限り本編の結末部分や探偵の推理はブログの投稿からは伝わらないように注意しています。ある程度詳しい説明をしたとしても、それは問題編までに明らかになった事実にのみ基づくものであり、それ以後の解決編で明らかになる真相は含まないように心がけています。その意味では、問題編の内容についてはネタバレされる可能性があるとも言えます。そこらへんは留意していただけると幸いです。しかし、犯人がだれか、犯行方法はなにか、動機はなにかといった、事件の根幹部分の真相については決してブログ投稿には記述しませんので、安心してください。もし、ダイレクトにネタバレしていなくても、その表現だとバレバレだよ、みたいな記述があれば教えていただけると幸いです。

*1:第1話で探偵アイリが「解決編」と言う言葉を使っていますが、「問題編」に相当する単語はでてきていません。「事件編」とか、「捜査編」でもいいかもしれません。どうでしょう?